【白衣のメンテナンス 第1回】 -家庭でのアイロンのかけ方ー
おしゃれ白衣の見栄えを大きく左右するアイロン
白衣やスクラブは、ただの作業着や職場で着る制服ではありません。
ビジネスマンのスーツのように、医師をはじめとした医療従事者が一生のうち一番長く身に着ける服であり、医療という職業の象徴となります。
身なりを整えた白衣やスクラブを着用することによって、清潔で凛とした印象を与え、医療従事者であることの誇りを感じることができる。そして、その姿勢が患者様に信頼と安心を与えると考えています。
レピウスは、「医療従事者の誇りを高め、患者様の信頼の証になる白衣作り」を目指しています。
今回は、自宅での白衣のアイロンのかけ方について服飾の専門家であるレピウスのデザイナー宮崎能典 (yoshinori miyazaki)がご紹介します。
お手軽なアイロンテクニック
一度に全部かけない。
1 ラペルのアイロンがけ
2 前身頃
次は前身ごろのアイロンです。平面で比較的アイロンがかけやすい場所です。布の上でアイロンを滑らすのではなく、1回1回アイロンを置く感じでかけるとしわになりにくいでしょう。
ボタンがついている側は、表からボタンの間をかけるようにしましょう。
3 前脇身頃
前脇は、上半身と下半身に分けて別々に掛けるようにしましょう。縫い目の形に合わせて、アイロンを置くようにかけていきます。
上半身が終わったら、ポジションチェンジして下半身のアイロンをかけましょう。袋布等がずらせる場合は、袋布をどかしてアイロンをかけましょう。
前身ごろが終わったら、同じように後ろ身頃にもポジションチェンジしながらアイロンをかけましょう。
4 脇の下
5 袖
袖のアイロンはとても難しいです。家庭洋裁をしていたひとであれば、袖饅頭や仕上げ馬というアイロン用器具があるかもしれませんが、そういった専門器具が無い人は、袖を平らに置いて赤字の×のように折り目にアイロンをかけないようにアイロン掛けします。
シワになりにくいイージケアのおすすめ白衣
白衣の見栄えをよくするためにアイロン掛けは必要ですが、レピウスではシワになりにくいイージーケア素材の白衣白衣を取り揃えております。